フヴァル島の端っこ
フヴァル島の端っこに、スチュライという小さな港町がある。
クロアチア本土からの船をおりて、バスの時刻を確かめようと時刻表のところにいたら、
「エックス・キューズ・ミー!!!」
さっきまで、フェリーからおりる車を誘導していたオバチャンが、私のところに飛んできた。
次のスタリー・グラード行きのバスは、5時45分だという。
「オーケー?? ファイブ! フォー・ファイブ!!」
観光案内所もない小さな町なので、彼女が観光客の案内もしているらしい。
バスの時間まで1時間くらいあったので、私は堤防に座って寄ってきた猫と遊んだり、クロアチア語のテキストを広げて勉強したりして時間を過ごした。
この町は、5分で見終わってしまうほど小さいのだ。
そして、バスの発車時間の少し前、私はバスがくるらしきところに戻った。
ここには、バス停すらない。
そうしたら、
「エックス・キューズ・ミー!!!」
さっきのオバチャンである。
ここで待っていろという。
そして、バスがきたら、バスの運転手さんとオバチャンは顔見知りらしく、「この人、スタリー・グラードまで連れて行ってあげて!!」
フヴァル島を横断するバスからの車窓は絶景だった。
あとで地図を確かめると、スタリー・グラード平原のあたりを走ったらしい。ユネスコ世界遺産である。
でも、このバスに乗っていた外国人は、私と一人旅の英国人男性のみ。
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2009-06-05 02:29
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