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浮世絵の国際親善

Paris 2009 006.jpg
クロアチアのフヴァル島に、スタリー・グラードという歴史ある町がある。去年、このあたりがユネスコ世界遺産に登録された。
私は町の博物館に行ってみた。
ワインを入れる壷がご自慢らしく、その発掘の様子のビデオを見せられ、退屈だったのだが・・・・・・。
その後、学芸員さんが館内ガイドをしてくれた。そこで、日本語のポスター発見! なんでも、昨日まで浮世絵の特別展をやっていたとか。
なんだ、昨日までかと、がっかりしていたら、「ちょっと、待って」
なんと、パッキング途中の浮世絵を持ってきてくれたのだ。床に浮世絵を広げて見せてくれた。
うわー、広重だ~ とか、日本語で独り言を言いながら鑑賞。いつも額に入っているものを、素手で触っていいのかしら・・・・・・。
浮世絵の細かさ、鮮やかさは本当に素晴らしい。大感激である。

そして、つい先日、私はパリにいた。
パリ郊外にジベルニーという村がある。ここは「睡蓮」で有名なモネゆかりの土地として有名。
もちろん睡蓮の庭もいいのだが、モネが暮らした家が博物館になっていて、こちらがよい。
壁にところ狭しとかけられた浮世絵のコレクションの見事なことよ。
画家であったモネのコレクションだけあって、どれも傑作ぞろい。
日本人観光客も、くるところなのだが、浮世絵を興味深く眺めるのはフランス人が多い。パリから近いこともあって、ジベルニーはパリの人々が遊びにくるところでもある。
江戸時代の日本人の美意識の高さは、芸術の都の人もびっくりであろう。
かつてモネがそうだったように。

ジベルニーへは、パリ発着ツアーが便利。フランス・みゅうのページはこちら!

クロアチア・スプリットの宿は苫屋。女将のブログはこちら!


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